アフターピル服用を考えている方へ
服用前に気を付けること
効果は72時間以内に服用された場合を前提としております。必ず避妊失敗時から72時間以内にご来院ください。
飲酒をされた場合、副作用が増幅されるだけではなく、お薬の効果にも影響がある可能性も完全には否定できませんので、飲酒時の服用はご遠慮ください。また、服用後も上記の理由から、24時間は飲酒を控えて頂くことを、お勧めいたします。
服用後の副作用
副作用には個人差があるので、一般的な例を挙げさせていただきます。
悪心、吐き気、頭痛、生理のずれなどの症状が、ヤッペ法で50%、正規緊急避妊薬で10%程度の方に出ると言われております。
人によっては、動くのも辛いほどの症状が、出る場合がございます。
通常は24時間程度、長期間にわたって副作用が続くことはございません。
特にヤッペ法服用時の副作用が、強めに出ることが多いです。
避妊率
アフターピルの避妊率は、ヤッペ法で96~97%、正規緊急避妊薬で98~99%程度です。ヤッペ法に関しては、服用する時間帯がずれたり、服用後嘔吐してしまった場合は、避妊率は下がりますのでお気を付けください。
正規緊急避妊薬も、服用後の嘔吐、下痢などにより避妊率が下がる場合がございます。
年齢による服用制限
具体的に未成年者に対しての、ピルの服用に制限があるわけではございませんが、当院では患者様のお体のご負担、当人による責任能力を考慮致しまして、以下のような制限を処方の際に設けさせております。
※18歳未満の方への処方は行っておりません
アフターピルによる出血に関して
特徴としては、服用後1週間程度経過してから起こることが多い。(個人差があるため2~3日で起こる方もいらっしゃいます)
通常の生理時の出血よりも少量で、色が茶色っぽい。
この出血は、必ず起こるものではございません。消退出血がない=妊娠ではございませんのでご理解くださいませ。
生理に関して
生理の周期が、アフターピルの服用により、ずれることがございます。
消退出血が起きた場合、その出血に合わせて生理の周期がずれる方もおれば、消退出血とは関係がない周期でずれる場合もございます。
出血の有無だけでは、妊娠の判断はもちろん出来ませんので、後日妊娠検査を必ず行ってください。
妊娠検査
アフターピルは確実に妊娠を防ぐお薬ではございません。
服用後は医師の指導に基づき、必ず後日妊娠検査をご自分で(もしくはお近くの婦人科)行ってください。
※当院では妊娠検査は行っておりません。
アフターピル処方後に妊娠した場合
胎児への影響は無いと言われております。
アフターピルが作用するのは、着床前であるため、先に妊娠している場合はアフターピルの処方は出来ません。
妊娠が発覚した場合の返金保証などは行っておりませんので予めご了承くださいませ。
アフターピルを服用できないケース
- 男性の患者様
- 18歳未満の患者様
- 避妊失敗時から、大幅に72時間以上経過している患者様
- 妊娠の可能性がある患者様
- 多種の抗精神薬を服用している患者様
- お薬の副作用、服用法について理解していただけない患者様
- 問診後医師の判断により、服用出来ない患者様
- アフターピル(正規緊急避妊薬)¥14,300
- アフターピル(ヤッペ法)¥7,700
- アフターピル(正規避妊薬ジェネリック 日本認可製品)¥13,200
※当院で取り扱っているジェネリック医薬品はすべて日本で承認された医薬品です。